国民健康保険手続き

安心して医療や給付を受けるために、職場の健康保険(健康保険組合や共済組合など)に加入している人とその被扶養者や、生活保護を受けている人などを除き、町内に住所を有する人は全て町の国民健康保険に加入しなければなりません。

国保に加入するとき

国民健康保険に加入する場合の手続きです。

加入の理由 必要書類
転入したとき 印鑑、転出証明書、既に国保加入世帯に転入するときは転入先の世帯の保険証
他の健康保険などを脱退したとき 健康保険の資格喪失証明書、印鑑
※65歳未満で厚生年金・共済年金の受給資格がある人は年金証書もお持ちください。
生活保護を受けなくなったとき 印鑑、保護廃止決定通知書
子どもが生まれたとき 印鑑、保険証

※国民健康保険への加入・脱退の手続きは、事業所などからの報告により自動的にされるものではなく、本人が役場で手続きをとる必要があります。
※国民健康保険の保険税は世帯主がその支払いの義務を負うことになります。

国保をやめるとき

国民健康保険から脱退する場合の手続きです。

脱退の理由 必要書類
転出するとき 保険証、印鑑
他の健康保険などに加入したとき 保険証、印鑑、他の健康保険の保険証
生活保護を受け始めたとき 保険証、印鑑、保護開始決定通知書
死亡したとき 保険証、印鑑

※国民健康保険への加入・脱退の手続きは、事業所などからの報告により自動的にされるものではなく、本人が役場で手続きをとる必要があります。

その他の変更

国民健康保険の加入世帯または被保険者が転居、世帯主変更などの変更をする場合などの手続きです。

変更の理由 必要書類
退職者医療制度に該当したとき 保険証、年金証書、印鑑
住所・世帯主・氏名などが変わったとき 保険証、印鑑
保険証を紛失、破損してしまったとき 印鑑
修学のため、子どもが別の市町村に住むとき 保険証、在学証明書、印鑑

※国民健康保険の被保険者証は毎年更新されます。

給付

国民健康保険の被保険者が病気やけがで医者にかかったときや、出産・死亡したときなどは、保険による診療や現金の給付が受けられます。

  • 療養費支給申請書
  • 高額療養費支給申請書
給付の種類 概要 必要書類
療養の給付 病院窓口で保険証を提示することで、3割の一部負担金で治療が受けられます。 保険証
療養費の給付 保険証を提示せずに治療費全額を支払った場合に払い戻します。
また、コルセット等の補装具や接骨院で治療を受けた場合などにも給付が受けられます。
病院等の領収書、治療内容の明細書、保険証、印鑑、銀行預金等の口座番号のわかるもの、補装具等は医師の意見書及び同意書
入院時食事療養費 入院中の食事について、申請により減額認定を受けると負担額が減額されます。
(町県民税非課税世帯に限ります。)
保険証、印鑑、病院等の領収書、 銀行預金等の口座番号のわかるもの
訪問看護療養費 一部負担金で指定訪問看護事業者の訪問看護を受けられます。 保険証
出産育児一時金 被保険者が出産したとき、出産児1人につき40万4千円が支給されます。 保険証、印鑑
葬祭費 被保険者が死亡したとき、その葬祭を行った人に3万円が支給されます。 保険証、印鑑
高額療養費 医療機関に支払った一部負担金が基準の額を超えた場合、超えた分について申請により後で払い戻します。 病院等の領収書、保険証、印鑑、 銀行預金等の口座番号のわかるもの

交通事故等にあった場合

交通事故など第三者(他人)によって怪我等をした場合でも、病院を受診することができますが、その際は必ず届出をする必要があります。
※医療費は一時的に加害者に代わり立て替え、後日加害者に請求いたします。

手続き手順

  1. 警察に届け出て『事故証明書(人身事故)』をもらいます。
  2. 事故証明書(人身事故)と印鑑、被保険者証を持って、役場窓口で必要書類を提出してください。

次のような場合も第三者行為となります。

  • 自転車事故(自転車同士、自転車と歩行者など)
  • 他人の飼い犬等に噛まれた。
  • スポーツ事故
  • 飲食店での食事による食中毒
  • 工事現場からの落下物等があたった など

様式

 セルフメディケーションとは

セルフメディケーションとは

平均寿命が長くなった現代、いかに毎日を健康的に生きるかが、幸せな生活を送る上でも重要になってきます。そこで注目されているのが「セルフメディケーション」であり、これは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」を意味しています。

セルフメディケーションの効果

1.毎日の健康管理の習慣が身につく
2.医療や薬の知識が身につく
3.医療機関の受診が減少する
4.国民全体の医療費の増加が抑制される

取り組み方法

健康寿命を延伸するためには、自分の身体は自分自身で管理しなければなりません。しかし、現代人は日々の忙しさから、頭痛や風邪などの体調不良を引き起こすこともあります。そんなときは、OTC医薬品を上手に活用して、自らセルフメディケーションを図りましょう。具体的には、風邪が重症化する前に風邪薬を飲む、小さな切り傷にばんそうこうを貼る、疲れた時はビタミン剤を飲む、などが考えられます。

OTC(Over The Counter)医薬品とは

薬局やドラッグストアなどにおいて処方箋なしに購入できる医薬品のことです。今までは「市販薬」等と呼ばれていましたが、2007年より呼称が統一されました。これに対して、医師が処方する医薬品は「医務用医薬品」と呼ばれます。

セルフメディケーションを効果的に行うためには

セルフメディケーションの基本として、まずは自分の身体の状態を知ることが第一です。さらに、病気や薬についての正しい知識を身につけることも大事です。自分が飲んでいる薬の記録等をつけることで、医師や薬剤師等に自分の体質に合ったアドバイスも受けることが可能となります。そして、普段から適切な運動と栄養バランスの良い食事を取り、十分な睡眠を確保し、自然治癒力を高めていきましょう。

 

リフィル処方箋について

国の制度として、令和4年4月から「リフィル処方箋」が導入されました。

リフィル処方箋とは

リフィル処方箋とは、慢性疾患などで症状が安定している患者に対して、医師が長期処方が可能と判断した場合、医療機関にかからず薬局で同じ薬を最大3回まで繰り返しもらうことができる制度です。

メリット

・医療機関を受診する回数が減り、通院負担を軽減できる

・医療費の節約につながる

・受診時の感染リスクが低下する

留意事項

・症状が安定し、通院をしばらく控えても大丈夫と医師が判断した場合が対象です

・処方箋の「リフィル可」欄に医師のチェックが入っていれば利用できます

・投薬量に制限のある医薬品や湿布薬はリフィル処方箋にできません

・処方箋の原本が必要ですので、なくさないように保管が必要です

リフィル処方箋を希望される場合は、まずは、かかりつけの医師にご相談ください

太地町国民健康保険データヘルス計画について

太地町国民健康保険が保有する、医療費や健診結果等のデータを分析することで健康課題を明らかにし、被保険者の健康保持を図ることを目的にPDCAサイクル(計画・実施・評価・改善)に沿った、効果的かつ効率的な保健事業を実施するため、2018年度から2023年度までの6年間を計画期間とした「太地町国民健康保険データヘルス計画」を策定しました。

太地町国民健康保険データヘルス計画PDFファイル

マイナポータルを活用した特定健診情報の閲覧について

マイナンバーカードをお持ちの方で、健康保険証利用申込をした方は、マイナポータルを使用して、特定健診の情報等を閲覧することができます。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。

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太地町役場 住民福祉課 TEL 0735-59-2335