太地町は、紀伊半島南部に位置する人口約3,000人、行政面積が5.81㎢の和歌山県下で最も小さな町ですが、日本の古式捕鯨発祥の地として知られています。

 

かつては、町民の大多数が捕鯨関係の仕事に従事し、活況を呈していましたが、時代の変化に伴い、町は「くじら」を中心とした観光に力を入れ、町の活性化に努めてまいりました。

 

このようにヒトとくじらの関わり方は、その時代時代で変化していくと考え、平成18年に「過去・現在・未来永劫にくじらに関わり続けていく」と宣言、平成・令和を生き抜く我々は、今後、「くじらを学術的にいかしていく」こととし、町全体をくじらの学術研究都市=住民が公園の中に住んでいるようなまちを目指し、まちづくりを進めております。

 

幸い、古式捕鯨時代からの史跡や寺社仏閣、町並み、吉野熊野国立公園に指定された海岸線、開館50周年の歴史を有するくじらの博物館など、多くの資源がここ太地にはあります。

 

それらを組み合わせ、町が環境を整備し、多くの方に「太地」を訪れていただき、先人が築き上げ、守ってきた文化、自然環境にふれていただければ幸いです。

太地町長 三軒 一高
太地町長 三軒 一高

PDFファイルをご覧になるには、Adobe AcrobatReaderが必要です。
アドビシステムズ社サイトより無償でダウンロードできます。
このページに関するお問合せ先
太地町役場 総務課 TEL 0735-59-2335